ゴールデンレトリバー椎名と榛名・管理人のとても個人的な話です


by syiiko
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カテゴリ:思い出( 2 )

椎名が家に来たわけ②

叔父さんの話では、子犬の生まれる予定の犬の飼い主の方はあずきなこさん(もちろんネットでのお名前です)といい、自分で勉強して自宅でトリマーをされていて、4頭のゴールデンを飼っているという事だった。

私の勝手な想像で、中年男性もしくは中年女性だと思っていたが、実際会ったあずきなこさんは若いお姉さんだった。
「あぁ、○○さんの紹介の方ね。今お父さん犬のマックを見せてあげるね」と早速犬舎から出されてきた犬のでかい事!その時はただ、「びびってると気付かれちゃいかーん!!!」と平静を装うのに必死で、金色に輝く大きな犬が、私の周りをスローモーションで回っている様なイメージしか残っていない。でも多分ばれていた。だって「大丈夫...?」と聞かれたもんな。そうだ、ばればれだ。
その後父と一緒にもう一回行ったけど、父もバレバレだった。でも、私たち強がり親子、もう後には引けない!!「あずきなこさんとこの子犬を家に迎えよう!」と決定。
今思い返しても、何とも無謀だった。でも、私と父が冷静親子だったら、「冷静に考えたら初めての犬だし・・・」ときっと止めていた。強がりばんざいなのだ!

雄か雌は、もともと犬を飼う事に反対だった母が、飼うんだったら雄だからね!という条件を出してきたので必然的に雄で決定。雄希望の人は3人居て、お母さん犬のマリーはきちんと9頭生んだうち、3頭男の子を出産した。
「生まれたからどの子がいいか見においでー。」とお声がかかり、父と興奮気味に見に行った。

丁度母乳を飲んだ後で、子犬がわらわらとそこら中に転がって寝こけていた。
あずきなさんは、「いま皆をおこすからね」といい、マリー母さんを連れてきた。
すると、母さん=お乳で、見事に全員起き出し、たちまちモッギュモギュのムックムクの毛玉っ子ワールドに!←興奮してきて表現がおかしいけど許してください
父と私はその中でも、一番色が白くて一番むくむくしていて、なにより父の足元に唯一ワキュワキュとまとわり付いてきた子に心奪われた!
「この子がいいなー。」私と父の意見は異議なしで決まった。
あずきなさんにその事を告げると、「良かったー!実は選ぶ権利は椎子さんちは2番目だったんだけど、3番目の人が先に来ちゃって決めて行っちゃってたのよ。でもだぶったら優先するつもりだったんだけど、3頭のうちその子が決まってない一頭だったのよ。」と言うではないか!

経験豊かなあずきなさんは、もともとお勧めはうちの椎名か、もう一頭の子犬だった。もう一頭の子犬は叔父さんが先に決めていたのだけど、なぜ椎名が残っていたのか・・・。
・・・何と椎名は寝ていたというのだ。先のお二方が見に来たとき、他の兄弟が愛想を振りまきコロコロとじゃれあう中、椎名はただただ寝ていたそうな。
当然「あの白いのは元気も無いし、愛嬌も無いなー」と、お二方とも真っ先にはじいたらしい。

でも私と父が見に行った時は、キャッキャと走り回り、他のどの子も押しのけて乳を吸い、父の足元にご挨拶に来たのだ。私たちの目にちゃーんと止まったのだ。
もし、椎名が先の二人の時に起きて愛嬌を振りまいていたら・・・、今のこの椎名との時間、無かったのかと思うと、この子のマイペースに感謝だ!!
寝こけてくれた事を、「おりこうだったねぇ。ありがとうねぇ。」と今でも思い出すたび褒めてあげる。

ありがちだけど、犬ばかな親子は、なんておりこうな子かと感激し、その日に連れて帰ってしまったのでした。
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          椎名2ヶ月 「オリの作戦勝ち~♪」
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by syiiko | 2006-02-20 02:50 | 思い出

椎名が家に来たわけ①

9年前、父親が家を建てた。
もう40代後半の父だったけど、それまで転勤族をやってきたので、初めてのマイホームだった。

私は“犬を飼う事”に憧れがあり、父は幼少期に犬を飼ったことがあった。
ずっとアパート暮らしだった事もあり、二人で「家を建てたら犬を飼いたい!」という事を、マイホームの設計段階から熱く語っていた。

高校の時に、犬を飼えない代わりに(?)と、「世界の犬種図鑑」という本を買った。f0065643_0162345.jpg当時5千円のお小遣いで暮らしていた時分に、3900円の買い物だった。その本は、その犬の生い立ち(犬種として成り立つまで)や、その生業、性格、注意点などがユーモアの効いた愛情あふれる文章で綴られている。私はその本を、まるで小説でも読むかのように、全ての犬種、隅から隅まで読破した。

父との相談の時も、その本を参考に、初めて飼うんだから、こんな犬がいいとか、この犬種はどうだとか言いながら話し合った。でもその中に、ゴールデンレトリバーという名前は、一回も出てこなかった。なにしろ大型犬だ。いくらおとなしい家庭犬と書かれていても、候補にすら上がらなかった。

それが、父の兄である叔父さんが、「知り合いの所でもうすぐゴールデンレトリバーの子犬が産まれる。自分はもう一頭もらうことになっているから、お前のところもどうだ。家もお前のところの近所だぞ。」と声をかけてくれた。
その叔父さんは私が小さい時からハスキーを何頭か飼っていて、犬を飼う事に関しての先輩でもあり、相談できる一番身近な人だった。私と父は(・・・ゴールデンって大型犬だよな・・・。)とお互いに不安が頭をよぎったが、そこは親子、挑発に乗るタイプというか、出来ないとは言いたくないタイプというか・・・、大きい犬ってなんか不安♪と素直に言えず、むしろ「いいねぇーー!ゴールデン!」なんて二人して強がった。そう、おもいっきり強がったよね、あの時。そうだろ、おとう。
そいうことで、後日椎名の実家に、お父さん犬とお母さん犬を見させてもらいに行く事になったのだ。
f0065643_0253759.jpgつづくー
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by syiiko | 2006-02-19 00:27 | 思い出